Second day in "Oaxaca、メキシコ" ~町散策と人生論~

 

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町散策

オアハカ旅2日目

2019/9/21

 朝、メリッサ(アメリカ留学時代に出会った素晴らしい友だち)から伝えられた集合場所に行くと、そこにはメリッサとともに芸術家でフランス出身のロロさんがいた。

 

今日はこの二人にオアハカを案内してもらう!

 

オアハカは、『リメンバーミー』(ディズニー映画)の舞台となったところ。映画同様、人々は死者(ご先祖様)とのつながりをとても大切にしていて、11月には死者の祭りという世界中の人々が集まってくるような有名なお祭りがある。

 

それをモチーフとして、カラフルな骸骨や、動物のオブジェはお土産としてもとても人気。’死者’というちょっと怖そうな言葉の響きとは裏腹に、どれもとてもかわいらしく、ユーモアがあふれる!一つ一つが手作りだから、同じ色でも、少しずつ違っていて手に取ってどれにしようか迷うのがとても楽しい。

 

何より、物価がアメリカと比べて本当に安いので、単位こそ大きくてびっくりするものの、実質は激安で、たくさん購入してもまだまだ余裕があるほど。(タグに99$って表示されていてびっくりするけど、実際400円くらいの値段!)

 

そのあとローカルの人たちが集まってくる屋台街へ。

そこでいただいたのは、メリッサたちのおすすめ『モレ』という郷土料理!

ドロっとしたカレーみたいなルーをご飯と一緒に食べるから、見た目はカレーライス!その上には、ドでかいチキンがのってる。

三種類(黒色、赤色、黄土色)のルーの中から、一つ選ぶ。

迷いまくってたら親切な店員さんが三種類それぞれのルーを味見させてくれました♡優しい。

そして、黒色の一番見た目がグロい(ただなじみがないからそう思ってしまった、失礼)ルーに決定!

実はメリッサたちは、最初から絶対黒色!てお勧めしてきてくれたけど、真っ黒すぎて少し気が引けてた森井、食わず嫌いやめましょう、黒色が一番おいしかった!

 

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路上には、面白いユニークな食べ物が販売されている。

こまかーーーーい虫(羽生えたやつ)の、つくだ煮みたいなやつが、案外おいしい!

 

 

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午後、

テキスタイル美術館

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メキシコの伝統衣装から、なんと日本の法被まで飾ってあった。

 

 

メリッサは、ファッションのデザインにも携わっていて、中でも大切にしているのがオアハカのローカルなテキスタイルの職人たちの昔ながらの美しい技術をとりいれること。日々、彼らと対話の中でどのようなデザインにするかを決めているらしい。かっこいいなぁ本当に。

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メリッサ



そのあと、屋上にあるおしゃれなレストランで、夕焼けに染まりながらディナータイム!

さらに、メリッサの友人で画家のおじちゃん(名前を、忘れてしまった)も合流して、四人で芸術のはなしで盛り上がります(とはいえ、会話の半分スペイン語だからわかんないので微笑みます(笑))画家のおじちゃんは、書道が好きらしく、普段の作品作りを書道用の筆で描いたりするらしい。また、書道の技法を自分の作品に取り入れることもよくあるよ!って。

書道は私が唯一といっていいほど小さい時からずっとやってきたことで、私にとってとても大切だから、それを地球の反対側の全く違った文化を持つ人がこだわりとしてくれているのがとてもうれしくなった。

作品を見せ合って、みんなで感想を伝えあって。

オアハカの自由な雰囲気と、芸術仲間同士の刺激が、芸術家さんたちの感受性を掻き立ててよりクリエイティブにするんだなーってきれいな夜景をみながら思いました。

 

メリッサと別れて宿にも戻ると、日本人宿泊者がテラスに一人。

不思議なほど他人を引き付ける雰囲気を持った方で、つい遅くまでお話を聞かせていただきました。

その方は、オアハカには長いこと住んでいるらしく、現地のオアハカ料理屋さんで働いているそう。なぜまた、オアハカ料理を学びに?!と思い、これまでの経験をすこしずつ紐解いていくと、もう「かっこいい!!!!」と叫びたくなるような生き方をしてこられた方でした。

 

「簡単に手に入れたものや、人から与えられたものより、必死で努力して手に入れるからこそ大きな価値がある」

 

力強く発されたこの言葉が頭の中で反芻しています。

私はこれをずっと避けてきた気がするから。

 

語ってくれた経験の中には、聞いていて私だったら、逃げ出したいような大変な時期が幾度とありました。だけど、この強い信念のもと、どれだけつらい時期でも、どれだけ周りの人があきらめていても、耐え、努力をして、それを乗り越え、また、学びに変えて、ただひたすら目指すものに真摯に取り組んできた方でした。

 

自分の身をもって経験して、その大切さを心の底から理解している人がおっしゃるからこその言葉の重みに心から感動しました。

いままで、私が彼ほどの苦しい経験を私自身がしてきたとは思いません。

でももしこれから、自分が本当にやりたいことに出会って、それに向かって歩み始めたときにつらいこと、耐えがたいこと、逃げ出してしまいたいことがあるとするなら、この言葉を忘れずに努力し続けたいと思う。だって、本当に手に入れたいものなら、誰かから与えられたり、簡単に手に入れられてしまうのより、自分の手でつかみたいからね。

 

フェアトレードのお店で働いてます in "Seattle"

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シアトルに来たのが四月の下旬。

 

それから季節は巡ってもう冬を迎えようとしてるなんてなんて時がたつのはこんなに早くなってしまったのかなあと思う日この頃。

 

半年の留学生活を終えて、初めてしたことや出会った仲間など新鮮なこと、刺激的なことがある中で一つだけ長くにわたって続けていることがある

 

それが、「Ten Thousand Villages」というフェアトレードのお店で働くということ。

 

六月、留学生活にも慣れてきた頃、まだまだ自分の英語力や、留学の後半に控えている空港インターンに不安を抱えてた。

 

実際にどこかで働いてみて経験を得るのが好都合だと、直接お客さんとかかわる仕事をしたい思い続けながらも、就労ビザを持っていない私には、企業で働くということが、それがたとえ無給であってもできなかった。

 

それでもあきらめきれなかったので、留学エージェントにそのことを伝えた。

そして企業ではなく、非営利の団体や、お店であれば無休で働くことができると知り、次の日非営利のお店であるこの「Ten Thousand Villages」に直接訪れ、ボランティアとしてアプライした。

 

そして、七月のはじめ、ついにボランティアとして週に2回働くことになった。

 

仕事内容は、主に二つ

・ボランティアとはいえ、一人のお店のスタッフとして商品を売ること

・お客さんにフェアトレードや、お店のシステム、代金がどのようにして発展途上国までたどり着くのかなど、なぜ私がボランティアとして働いているのかを説明するということ

 

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Ten thousand villages アメリカのフェアトレードのお店で、店内には世界の30以上もの発展途上国Artisans(作ってる人々)が手作りして作った商品がずらりと並んでいる。

手作りといっても、どの商品のクオリティも高く、おしゃれで、さらにそれぞれの商品の背景には素晴らしいストーリーがあり、それがまた商品の価値や魅力を引き立たせている。

 

このままお店のことを語り始めたら、止まらなくなりそうなのでお店の魅力はまた別の機会に紹介します。とはいえ、本当にめっちゃかっこいいシステムと歴史..

リンク張っておくので、ぜひ見てくださいな♡

https://www.tenthousandvillages.com/

私のお勧めはアクセラりー特にピアスとか可愛すぎやから爆買い注意....

 

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はじめは、ただ英語力の向上や、海外でのカスタマーサービスを経験したいとか、何となくグローバルそうなお店だからと、フェアトレードの知識は高校の時の英語の教科書に載ってた分の端くれだけでアプライしたこのボランティア。

フェアトレードを良くないといってる人とかいたなあとか思いながら、どんなものなんやろうていう好奇心も含めて。

 

だけど、想像していた以上にこの場所で働くのが楽しくて楽しくてたまらなくなった!

 

働きに行く度、Ten thousand villagesがしていることの魅力にのめりこんで、新しいことを学ぶたびに感銘して、鳥肌がって、目には見えないけど、確実に数えきれないほど多くの人たちがこのお店を通して別の地に住む人々とつながっているんだと感じた。そして実際、つながっているだけではなくて、確実に彼らの生活自体も改善されている。私がそれの手助けを今しているのだと考えただけで、うれしくてたまらんくなった。

 

 

ここで働く魅力として、一緒に働く人たちがまた素敵すぎる。

 

火曜日は、ジーナというおばあちゃんと、エライザというJKと三人で

のんびりとした雰囲気の中で、三人で過ごす時間が私は大好き

ジーナはもうここで20年間もボランティアをしていて、お店や、商品の知識がとても豊富で

無知な私にいつも丁寧に教えてくれる。お店のことだけじゃなくて、長生きのコツとか、ヒッピーだった時の話とか、豊かで興味深い話をいっぱいしてくれる。

そして、もうびっくりするぐらい褒めたたえてくれる(笑)

帰り際いつも、”あなたと働けるのが好きよ、ハッピーだよ!!”って、”また来週絶対会いましょうね!”って言ってくれる( ´∀` )すごくうれしい。

 

金曜日は、カリーナ(ボランティアマネージャー)という年が近い女の子と二人で。

カリーナはカスタマーサービスの女神で、どのお客様ともすぐに仲良くなって、彼らが思っていることを上手に引き出して、理解する。聞き上手で、話し上手、それでもって褒め上手!お客さんを絶対楽しい気持ちにさせる。

カリーナは出会ったときからずっと、素敵な女の子で、私の憧れ。私が初めてお店に来て、ボランティアにアップライを申し込んだときも、どんだけ私の英語がつたなくても、どれだけ私が自信を無くしかけてても、”あなたはここで絶対働くべきよ!!”って言って勇気づけてくれた。

 

お店のマネージャーは、いつも私がやりたいと思うことを何でもしていいよって言ってくれる。お店をよくすることだったら、なんだって取り入れてくれるし、そしてそれを大事に活用してくれる。自分の可能性が大きく広がっていて、そして何か一つでも達成できたときに一緒に喜んでくれる。

 

ここで働くみんなが、とても素敵な人たちで、そんな人たちに囲まれながら素敵なことをするなんて素敵すぎて語彙力が崩壊...( ´∀` )

 

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私のシアトルライフを、より鮮やかに彩ってくれる存在”Ten thousand villages

これから、私がこのお店で何をしているのか、またこのお店がどう社会に貢献しているのか、他のフェアトレード団体と何が違っているのか、フェアトレード自体、アメリカのカスタマーサービスなど、残していこうと思ってるので、よろしくお願いします( ´∀` )

 

質問などあったら、喜んで答えます。今ものすごく私の中でフェアトレード(特にテンサウザンドの)が燃えてます!!

 

Visiting my friend in "Oaxaca,メキシコ" ~life lessons~

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Oaxaca where passionate artists get together



2019/9/20

普段通り学校を終え、夜の10アエロメヒコ航空にてメキシコへ向かう。

今回は現地まで完全に一人。久しぶりの一人旅のちょっと緊張と、ワクワクが混ざった独特の気持ちにこれから旅が始まるんだ!!って気持ちでいっぱいになった。

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aeromexico

 

今回の旅の目的は、大好きな友人メリッサに会いに行くため。

人間としての生きざまとか、考え方とか、

しっかり自分を持っているところとかすべてがかっこ良くて素晴らしい友達!

 

この旅の一か月前まで、シアトルの学校で一緒に勉強をしていた頃を懐かしく思いながら、

メリッサが大好きだという彼女の町を訪れるこの日を心待ちにして過ごしてきた。

 

ついに、それが実現するんだなあと心弾ませてたら、案の定機内で眠れなかった(笑)

 

 

首都メキシコシティで国内線に乗り換えて、さらに南の町にある小さなオアハカ空港へ。

そのころにはもう朝の8時になっていた。

オアハカ、ここはメキシコの小さな町。

 

基本皆スペイン語で、空港を出ればほとんどみんな英語を話さない。

眠いなんて思っている場合じゃない!

 

オアハカには、鉄道や、町中心部まで行く専用バスなどはない。

あるのは、タクシーと、コレクティーという乗り合いバス

乗り合いバスは、人が集まるまで基本出発しないいつ出発すんのか検討もつかん乗り物。

 

ジェスチャーという偉大なコミュニケーションツールを最大限に活かして無事にバスは出発。

驚くことに車窓は、まるで東南アジアを思わせる雰囲気だった。

畑が広がり、ところどころに小さな家がぽつりぽつり。

 

町の中心部に来ると、カラフルなストリートがにぎわう

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12:00

ついにメリッサと合流~!

 

2人で、ローカルな市場の中にある野外の食堂みたいなところで、オアハカのおいしい料理たちを嗜みながら、三時間ぶっ通しでおしゃべりし続けた。

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メリッサは、ファッションデザイナー兼、絵描きで、さらに版画ガーデニングデザインコンテンポラリーダンスとか幅広い分野での芸術の才能を開花させている

 

そんな彼女がこの町が大好きというのには理由がある.....

ここオアハカは芸術家たちがこぞって集まる芸術の町!だから★

 

芸術の町オアハカツアースタート!

①歴史博物館

②図書館

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③版画のアトリエ

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メリッサが今制作している版画のアトリエ。

版画にもいろんな種類があって、こんなに大きな機械を使って作品を仕上げる。

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世界に二台しかないんだとか。

 

④ボタニカルガーデン

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さすがサボテン大国。種類が豊富!

 

コンテンポラリーダンス

メリッサの友達主催のコンテンポラリーダンスの舞台。

コンテンポラリーは学校の授業で習ったことがあったけど、生で見るのは初めて

思いを言葉以外で表現するのは簡単なことではないし、受け取る側も人それぞれだから、正解などないわけだけれど、それでも意味して表現したことが、受けてに伝わったときは双方にとって大きな感動なんだなって感じた。

 

 

数々のローカルな場所を渡り歩いて感じたことは、

どこに行けどメリッサの友達に出会いまくる。そして、彼らはみんなライターや、フォトグラファ、版画師、絵描きや、ダンサーたち。

 

小さな芸術の町では、芸術家たちがほとんど全員お友達。それぞれの芸術活動の進捗を共有しあったり、作品の意見交換をしたり、ゆったーり時間は流れてく。

 

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Dinnerは、メリッサおすすめのレストランで。

食事を終えてもオアハカの夜はまだまだ続くのです

 

まさに気分は夜は短し歩けよ乙女

(自分で乙女とか言っちゃうし、お酒飲んでないけども(笑))

 

メリッサに連れられてBARを回る。基本的にどこも屋外のテラス。

昼間会った人たちと、ここでまた再会。そして新たな仲間も加わって夜風にあたりながら語り合う。

メキシコを代表する最強のお酒メスカルを片手にね。

水もったいないかメスカル飲も~なんていう冗談があるくらいみんな最強の肝臓をもってらっしゃる。

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mezcal

スペイン語なまりの英語を、大音量の音楽をBGMにして聞き取るのは、至難の業。

 

それでも、彼らの話す内容は非常に興味深いものばかり。

特にライターたちの話し方は、聞き手がどうしたら魅了されるのかを分かって話すから、ストーリーがドラマティック

 

 

なかでも一つ聞いてほしい話がある。

麻優子の語彙力と、翻訳力で伝えることが出るかわからないけど....本当に素敵なお話。

もちろんノンフィクション。

 

そのお話をしてくれたのは、カールさせた髭が似合うおしゃれなライターでフォトグラファ-のイケオジチャン。(もうめっちゃカッコいいオジチャン、もうおじいちゃんかなやけどめっちゃカッコいい!!)

 

数十年前、彼(イケオジチャン)はある日本人の女性と恋に落ちた。彼女の名前は、ハルヨさん。

彼女はとても聡明で、また芸術にも長け、容姿端麗、欠けているところなどないくらい素晴らしい女性だったそう。だけど一つだけ、その当時の歴史的な背景をそのまま映したような現実があった。

彼女は、日本の伝統的なお家柄出身で、何をするにも女性は身を引いて慎ましくあるべきという考え方の典型だったそう。

彼は、それが日本の伝統的なものであるということを十分に理解していたから、強制的に彼女にそれをやめさせることはしなかったけれど、

一緒に並んで歩むことのできないならこれ以上一緒にいることはできないと、彼女のことを心の底から愛していながらも、別れを告げたらしい。

彼は今でも、ハルヨさんが誰かの後ろに隠れるようなことなどせずに、一人の女性として前へ一歩踏み出し、誰か大切な人とともに歩んでいることを願っていた。

 

切なくて、だけどなんて素敵なんだろって目の前で涙。

Too sweet but too sad....

 

だけど、こうとも言ってた。

”たとえ、結末がどれだけ悲しくても、ハルヨは僕の人生を豊かにしてくれた最高の女性だよ。今でも彼女のことを愛してるし、きっと彼女も僕のことを思ってる。それだけで、幸せなんだ”って。

 

かなしすぎるし、本当に切ない!!!

だけど、あったかいんよね、遠く離れていて、どこにいるのかさえも分からなくても、地球上のどこかで誰かを思って、そして誰かが思ってくれている。

そしてそれが確かに、心の中で人生の支えになってる。

 

彼が最後に私に伝えたのは、

”私が一人の日本人女性として、保守的な偏見を打破して自立して歩むということと、そして大切な誰かに伝えられるときにその思いを正面から伝えるということ。”

 

心のどこかで当たり前だとか、大切だとわかっていても、いつも避けていたり、遠回りしていたことだったから、心臓の奥深くまで突き刺ささるadvice, Gracias.

 

乾杯。

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イケオジチャンとツーショ(ぶさいくすぎるので顔面割愛)

 

この写真で思い出したけど、メキシコでは人との距離がめっーーーちゃ近い!

最初はびっくりして硬直してたけど、みんな出会って、ギュっとしてほっぺにチューする( ´∀` ) ♡これがメキシカンスタイルのご挨拶☆彡

 

深夜何時にになってもオアハカはずっとずっと起きてるよ

二時過ぎにメリッサが宿まで送ってくれたけど、そのあとメリッサまたオアハカの夜に戻っていったとさ...体力すごすぎるっ

 

 

今日一日で学んだことは、私が何年も生きてやっと得られるようなことたちばかりだった。

今回のオアハカ旅は毎日が人生のレッスン。

 

残り2日も、どっちもまた素晴らしい思い出、to be continued....★

陽気なラテンガールズと行く "ラスベガス"

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Las Vegas

8/30/2019-9/01/2019

 

2泊3日、初めてのアメリカ国内旅行 in ラスベガスに行ってきた!

 

旅のお供は、
いつも空港の検察で引っかかるメキシコ人のノエミと、

どこでも踊るアルゼンチン人のウェンディ!

 

私にとって日本人以外の友人と旅行に行くのは初めて!

 

August 30th

前日、ノエミの家に泊まって、早朝5時に家を出発し、スピリット航空(安いのに快適ー)でいよいよラスベガスへ!

 

 

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ラスベガス・マラッカン空港に到着

もうすでに空港内にスロットがあってギャンブルモード炸裂してた笑

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空港を出ると、熱風が顔に吹き付け一気に体から火を吹き出すほど熱くなった
乾ききった土地で、山たちも、もう肌向き出しになったみたいなのがデーンと広い土地にそびえてた


シアトルでは、基本夏でも20度ちょいくらいで、上着着ててちょうどいいくらいだからもう比べ物にならん(笑)

 

ベガスには鉄道とかバスとか全然なく、基本的には車移動な感じ

ウーバーに乗って、"Las vegas strip" というメイン通りに着くと、その道沿いにはたくさんの高級ホテルと、ユニークな建物たちが立ち並んでるの!


ヴェネツィア、パリ、ニューヨーク、エジプトなど様々な都市を模した建物がめまぐるしくそのメイン通りで展開されていて、ここに来るだけで何カ国も観光したような写真が撮れちゃうような罪な場所♥

 

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各高級ホテルには勿論カジノカジノカジノ!
大きなシャンデリアが天井を覆っていていて、どのホテルもとてもきれい!

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場違い感半端ないのでは!?と思ったけど、
案外庶民の私でも、簡単に入れる!!
ちょっとカジノ挑戦してみたかったけど、結局やんなかった

 

一緒に行ったアルゼンチン人の友達は、ただ見ているだけで本当に感激して、満足そうだった

 

というのも、あとから聞いたのだけど、

彼女の国では旅行することさえ簡単ではなく、今回の旅行が彼女の初旅なんだそう

 

ラテン地域の友達と話していると、じきに絶対つながる政治がcollapse(崩壊)してるという実態。例えば、ベネズエラ、メキシコ、そしてアルゼンチン

 

陽気な彼らの背景には、とても厳しい現実があるんだなぁといつも感じる

 

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だから結局ギャンブルはしなかったけど、代わりにいろんなホテルの内装が素敵でホテルをはしごしては、ギャンブルを覗いて周った笑

 

ブランドがひしめき合った建物に買わないけど入ってその建物の豪華さに感動し、アートギャラリーに入ってまた感動、他にもいろんなユニークな建物を見て周った!


どこを歩いても、ノリノリの音楽が大音量で流れていて、歌いながら、踊りながら気分よかった〜

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ラスベガスは、フレンドリーな人が多くって(シアトルよりもっとかな)、お洋服とか靴とか褒めてくれて更に気分が良くなった〜😁

 

だけど変な人も多くって、一番面白かったのは、私達が3人横に並んで歩いているとき、前方から3人のパンツ一丁のマッチョ!たちが並んで歩いてきた笑笑
ウェンディが、「私達が3人で、向こうも3人♪ これってどういうことがわかる?♥」
みたいにふざけとったけど、いざすれ違い際、いざパンツ一丁マッチョたちに挟まれると、こっちが恥ずかしかったわ🤣

 

それを目撃してた全然知らんおじさんが

「イェーー姉ちゃんらラッキーやねー!ヒュー!」

みたいに声かけてきた笑 ほんま自由やなぁ😚

 

いくつかの建物の中で、上半身裸のマッチョのお兄さんがブース構えてた笑
多分私らが会ったのも、その一味かな
どうやらハグして商売して周ってるっぽい、なんと斬新な😆
誰がハグなんかすんねんな、おもたらしてる人普通におったーー!

 

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夕方はシルク・ド・ソレイユのショー。
チケット買うとき、シルク・ド・ソレイユのショーは2種類があって一つは73ドル、もう一つが200ドルだった。


つかさず安い方を選んだ私達は、まだ気づかなかったが、チケットにはしっかり18禁って書かれてて、案の定そのまんまやった笑

 

初っ端から、ダイナマイトボディの演者が前席の男性に自分の胸を押しつ始めた瞬間から、oh.... って悟ったよね


それでもなお、人間の身体美を追求したと思えば素晴らしかった😍

(美学だと思えば、納得できるね)

 

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ショーのあとは、ベラジオホテルの噴水ショー!

BGMに合わせて美しく動く水は、これは噴水か?って思うくらいなめらか!

演目がサラブライトマンのやったから、なおさら感動。昼間見た刺激物を浄化してくれているような気分になった

 

次の日にレンタカーでグランドキャニオンに行くと言いながら、どこで借りるのか、何時に起きるのかも全く決めないまま寝た私達。
翌日、どうなっちゃうかは想像できるね〜🤣

 

ラテンガールズと一緒にいて思ったことは、
いくら行くと宣言しても、実際に行くのは30%くらい笑
予定なんてなく、ほぼ無計画で気分とノリとその陽気さで気のままにって感じ!


2泊3日の旅行となると、今まではギュウギュウに予定詰めて時間無駄にしない!!って感じやったから、はじめは驚いたし戸惑ったけど、だけど今を生きてるって感じがして新鮮やった!

 

もういっそラテンの風に身を任せようと決めた一日目終了!!

イタリアで一番好きな場所 ”オルチャ渓谷”

旅に、優しさと、その地の感動を求める人に必ず訪れてみてほしい場所

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オルチャ渓谷

 

魅力に詰まった国「イタリア」

私は親友と2週間弱という限られた時間で、

ローマ→オルチャ渓谷ヴェネツィアアルベロベッロ→マテーラ→ラテルツァ→ローマ

6か所をぎゅぎゅうに詰め込んだオリジナルプランでイタリアをぐるっと一周!

 そして親友と声を合わせて一番素敵だったと選んだ場所....

 

オルチャ渓谷

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-ACCESS-

①ローマ・テルミニ駅→キウーシ駅(Chiusi駅)...9.5€

(9:00-10:40/レジョナーレヴェローチェVC急行)

Trenitariaで検索、予約可能

 

②キウーシ→からモンテプルチアーノ(Montepuluciano Autstazione)駅...3.5€

(11:30-12:15/tiemme spa ※バスです number→FT2 or FT4 or FT5)

※バスチケットは近くの売店の店員さんから直接購入することができる

 

③モンテプルチアーノ駅→ピエンツァ(Pienza)駅

(13:45-14:04/tiemme spa ※バスです number→112)

 

 

2019/1/29

朝、ローマでイタリア人の友人とお別れした後、

完全に二人旅がスタート!まず初めに乗車するのは、

 

ローマテルミニ駅発→キウージ駅着のローカル列車

 

ローマを抜けると自然いっぱいの景色が瞬く間に広がり、

世界の車窓から” を歌いたくなるような景色が続く(実際にずっと歌ってた笑)。

そんな景色に見とれながらトンネルをいくつも超えて約一時間半、キウージ駅に到着。

 

実は私たちにとってこの先はもはや未知の世界

ネット上にこの先のことについて情報が少なくて、一握りの情報をもとに旅するスリルを存分に味わうことになった☆

 

この先も列車で行けると思っていた私は、どこにも列車が見当たらなくて慌てふためく。ホームで休憩している人に尋ねるも、みんな英語しゃべられない(笑) だけど、みんなすっごく優しくて、困っていると周りにいた人も助けてくれようと集まってきてくれた!

 

どうにか手段が電車ではなくバスだけであると知り、乗車を試みるも、乗車券を持っていなかった私たち!どこで買うかすらもわからん!と思ってたら、ニコニコしたおじいちゃんが、チケットを譲ってくれた(´;ω;`)

おじいちゃん優しい。ひたすらGRAZIEって叫んだよね。

 

キウージ駅→モンテプルチアーノ駅

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モンテプルチアーノ着。

ここで親切にしてくれたおじいちゃんとお別れ

何一つ会話できなかったけど、最後に笑顔で何か言って去っていったおじいちゃん

もちろんイタリア語だったけど、不思議と何を伝えたいのかわかったし、私たちがおじいちゃんに対して抱いている感謝の気持ちもしっかりと伝わっていると感じた。

言葉の壁があっても、通じ合えるんだと感じる瞬間は、本当にうれしいことだと改めて思った

 

モンテプルチアーノ駅では乗り継ぎが一時間。

ぶらぶらと駅周辺を歩くと、ピザ屋さん!と、パン屋さんが合体したおしゃれでモダンなお店を発見!

とってもおいしくて、地元の学生からも愛されていて、店員さんたちも気さくで優しい方たち。ボーニシッモ!って言ったらめっちゃ喜んでくれた(笑)

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やっぱり日本人が珍しいのか、ランチをしに来ていた学生たちはこっちをちらちら見てきた(笑) 手をふったら、笑顔でみんな振り返してくれる。

 

ほのぼの陽気なイタリアの田舎、素敵だなあ

 

モンテプルチアーノ駅→ピエンツァ駅

 

バスからの車窓は、”世界の車窓から” を大声で歌いたくなるような景色...

オフシーズンだから、広いオルチャ渓谷の中には、完全に緑というわけではなく茶色がかった丘が重なり合っていて作り上げられる景色もあって、それはそれでまた壮大で、大地の海って言ったらいいのかな、そんな感じ。(語彙力、)

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ピエンツァ到着

下車すると、なんと雨、、、

結構降ってるけど私も親友も傘を持っていない

(イタリアの冬は天候悪いって知ってたうえで持ってこない2人)

 

でも、今夜の宿は、このピエンツァという小さくてかわいい街から、さらに五キロ離れた僻地にあるのでした......

そこまで、ダウンロードしたグーグルマップだけを頼りに歩いて目指すぞ!

雨の中、目的地には到底つくはずもなく、ゴロゴロとスーツケースを転がしながら、雨ながらも美しい景色に絶叫する二人を、通りがかる車の人たちは不思議そうに、だけど笑顔で手を振ってくれます(笑)

 

雨でびしゃびしゃになりながらはしゃいでいると、親友が声をあげて遠くのそらを指さしていました。

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そこには、今まで見たこともないくらい、大きな半円を描いた美しい虹が!!

本当にそれを機に、太陽が雲から顔を覗き、雨に濡れた道、緑の丘がきらきら輝き始めてまぶしい光を放ち始めたのです。

 

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これは、何か素敵なことが起こる兆しかな?と思っていたけど、本当にここから、私たちの旅の運気は急上昇!

 

テンションハイのまま道のど真ん中を歩いていると、後ろから来た車がキューブレーキ!!

やっっばい怒られるなぁ、、て思ってたら、

「どこ行くの?!」って聞かれて、

「この宿へいくんです!」って言ったら、

「家近くだから、乗りな!めっちゃそこ遠いよ?!」って言って車で宿まで乗せてくれた.....!

みんなすっごく優しいの本当にびっくりするくらい!

こんなとこ、歩いてくる人なんていないよ?!?ってびっくりはされたけど(笑)

 

f:id:maymolly:20190721004418j:plain(ちょっと半目になってしまった、!)

 結局私らは、一キロも歩くことなく、優雅にドライブしながらホテルに到着しました(笑)

 

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Hotel Locanda  Vesna」

この宿にした理由は、町から離れていて一面絶景が楽しめると確信していたから。

だから少し遠くても絶対にここがいいと決めていた。

 

実際に着くともう想像以上の美しさ。

人里離れた丘にポツンとたたずむ一軒のかわいい宿、その周りは三百六十度緑の世界。

この宿の周りは本当に緑、緑のじゅうたんが折り重なったような景色だった。

 

宿も、めっちゃ可愛くて、そしてオーナーのおじいちゃんもまたかわいい(笑)

 

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お部屋も広くって、可愛くて二人で泊まるにはもったいない場所だった。

 

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夕暮れ、雨上がりの美しい空が、だんだん夕焼けに染まって、染まって、染まってく。

 

目の前に広がる壮大な景色がゆっくりと、時間をかけて変わる姿にため息。

 

そこにはもう私たちと渓谷しかいなくって、ただひたすらにこのトスカーナの絶景に私たちも染まってく気がした。

 

言葉になんてできないけど、例えるならジブリの世界にいるような、思わずセリフを叫んでしまいそうになるような景色だった。(私と親友はジブオタです)

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カメラを構えるのさえ惜しくて、actually we don't have any sunset photos...

 

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