フェアトレードのお店で働いてます in "Seattle"
シアトルに来たのが四月の下旬。
それから季節は巡ってもう冬を迎えようとしてるなんてなんて時がたつのはこんなに早くなってしまったのかなあと思う日この頃。
半年の留学生活を終えて、初めてしたことや出会った仲間など新鮮なこと、刺激的なことがある中で一つだけ長くにわたって続けていることがある。
それが、「Ten Thousand Villages」というフェアトレードのお店で働くということ。
六月、留学生活にも慣れてきた頃、まだまだ自分の英語力や、留学の後半に控えている空港インターンに不安を抱えてた。
実際にどこかで働いてみて経験を得るのが好都合だと、直接お客さんとかかわる仕事をしたい思い続けながらも、就労ビザを持っていない私には、企業で働くということが、それがたとえ無給であってもできなかった。
それでもあきらめきれなかったので、留学エージェントにそのことを伝えた。
そして企業ではなく、非営利の団体や、お店であれば無休で働くことができると知り、次の日非営利のお店であるこの「Ten Thousand Villages」に直接訪れ、ボランティアとしてアプライした。
そして、七月のはじめ、ついにボランティアとして週に2回働くことになった。
仕事内容は、主に二つ。
・ボランティアとはいえ、一人のお店のスタッフとして商品を売ること。
・お客さんにフェアトレードや、お店のシステム、代金がどのようにして発展途上国までたどり着くのかなど、なぜ私がボランティアとして働いているのかを説明するということ。
Ten thousand villages はアメリカのフェアトレードのお店で、店内には世界の30以上もの発展途上国のArtisans(作ってる人々)が手作りして作った商品がずらりと並んでいる。
手作りといっても、どの商品のクオリティも高く、おしゃれで、さらにそれぞれの商品の背景には素晴らしいストーリーがあり、それがまた商品の価値や魅力を引き立たせている。
このままお店のことを語り始めたら、止まらなくなりそうなのでお店の魅力はまた別の機会に紹介します。とはいえ、本当にめっちゃかっこいいシステムと歴史..
リンク張っておくので、ぜひ見てくださいな♡
https://www.tenthousandvillages.com/
私のお勧めはアクセラりー特にピアスとか可愛すぎやから爆買い注意....
はじめは、ただ英語力の向上や、海外でのカスタマーサービスを経験したいとか、何となくグローバルそうなお店だからと、フェアトレードの知識は高校の時の英語の教科書に載ってた分の端くれだけでアプライしたこのボランティア。
フェアトレードを良くないといってる人とかいたなあとか思いながら、どんなものなんやろうていう好奇心も含めて。
だけど、想像していた以上にこの場所で働くのが楽しくて楽しくてたまらなくなった!
働きに行く度、Ten thousand villagesがしていることの魅力にのめりこんで、新しいことを学ぶたびに感銘して、鳥肌がって、目には見えないけど、確実に数えきれないほど多くの人たちがこのお店を通して別の地に住む人々とつながっているんだと感じた。そして実際、つながっているだけではなくて、確実に彼らの生活自体も改善されている。私がそれの手助けを今しているのだと考えただけで、うれしくてたまらんくなった。
ここで働く魅力として、一緒に働く人たちがまた素敵すぎる。
火曜日は、ジーナというおばあちゃんと、エライザというJKと三人で
のんびりとした雰囲気の中で、三人で過ごす時間が私は大好き
ジーナはもうここで20年間もボランティアをしていて、お店や、商品の知識がとても豊富で
無知な私にいつも丁寧に教えてくれる。お店のことだけじゃなくて、長生きのコツとか、ヒッピーだった時の話とか、豊かで興味深い話をいっぱいしてくれる。
そして、もうびっくりするぐらい褒めたたえてくれる(笑)
帰り際いつも、”あなたと働けるのが好きよ、ハッピーだよ!!”って、”また来週絶対会いましょうね!”って言ってくれる( ´∀` )すごくうれしい。
金曜日は、カリーナ(ボランティアマネージャー)という年が近い女の子と二人で。
カリーナはカスタマーサービスの女神で、どのお客様ともすぐに仲良くなって、彼らが思っていることを上手に引き出して、理解する。聞き上手で、話し上手、それでもって褒め上手!お客さんを絶対楽しい気持ちにさせる。
カリーナは出会ったときからずっと、素敵な女の子で、私の憧れ。私が初めてお店に来て、ボランティアにアップライを申し込んだときも、どんだけ私の英語がつたなくても、どれだけ私が自信を無くしかけてても、”あなたはここで絶対働くべきよ!!”って言って勇気づけてくれた。
お店のマネージャーは、いつも私がやりたいと思うことを何でもしていいよって言ってくれる。お店をよくすることだったら、なんだって取り入れてくれるし、そしてそれを大事に活用してくれる。自分の可能性が大きく広がっていて、そして何か一つでも達成できたときに一緒に喜んでくれる。
ここで働くみんなが、とても素敵な人たちで、そんな人たちに囲まれながら素敵なことをするなんて素敵すぎて語彙力が崩壊...( ´∀` )
私のシアトルライフを、より鮮やかに彩ってくれる存在”Ten thousand villages”
これから、私がこのお店で何をしているのか、またこのお店がどう社会に貢献しているのか、他のフェアトレード団体と何が違っているのか、フェアトレード自体、アメリカのカスタマーサービスなど、残していこうと思ってるので、よろしくお願いします( ´∀` )
質問などあったら、喜んで答えます。今ものすごく私の中でフェアトレード(特にテンサウザンドの)が燃えてます!!